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着付けとは
着付けとは、自分(自装) または他人(他装)にたいして
着物や衣裳(能・歌舞伎・婚礼衣装など)を
下着にはじまり、襟の出し方から帯の締め方、帯締め・帯揚げの細部に至るまで、
美しく整えた状態で着せ付けることを意味します。
広くは、着付けるための手法も指す言葉です。
着付け師 師範とは
民間の着付け学院が指定するカリキュラムを修了し、
所定の試験(学科試験と実技試験)に合格する事によって得られる資格です。
民間資格とはいえ、資格取得には年数と学習期間を必要とします。
それぞれの学院によってカリキュラムは様々ですが、共通していることは以下の通りです。
着付け師として必要な知識
着物の歴史からはじまり、基礎知識、着付け師としての心得、教養(着物や帯の種類・格式・礼儀作法などの幅広い知識など) を身に付けています。
技術(テクニック)に関して
基礎にはじまり、さまざまな年齢・体型・着物の種類、TPOに合わせた着せ方、細かいテクニックなど
段階をふんで学び、習得しています。
美容室でお客様の依頼を受けてお着付けをするだけでなく、資格を取得した教室の講師として指導する立場でもあります。
当美容室は着付け師 師範が常勤
スタイリストが着付け師師範の資格を所持しています。
師範として15年以上の経験をもち、成人式だけに限らず、七五三・十三参り・お宮参り・入学式・卒業式・御結納、
冠婚葬祭 等へご列席のかた、夏の風物詩であるカジュアルな浴衣着付け、式典・祝典・格式あるパーティー、お茶会などにご出席される方にいたるまで、
お子様からご年配の方まで幅広く着付けの経験を積み重ねています。成人式など、お着付けを多数いただく際は、師範2人で対応してします。
安心のサポート
みなさまが着物をお召しになる時、その日はみなさまにとって特別な日であることがほとんどではないでしょうか?
近今、お着物に触れる機会が少なくなっていることから
いざ着物を着るとなると着物に関してわからない事、多くないですか?
お客様の特別な日、そのお支度をさせていただくにあたり当美容院では万全のサポートを実施しています。
サポート①
着付けに必要な道具のリスト表をお渡ししています。
その際一緒に確認をして、名称が分からない道具があった場合など、現物をお見せします。
サポート②
前日にお着物や道具をお預かりいたします。
その際、足りない物がないかを最終チェックいたします。
サポート③
着付けやヘアーセットに関する事前相談も受付けています。
※TPOに合わせたヘアーセットや髪飾りのご提案
※TPOに合わせた着物と帯選び、帯締め・帯揚げなど
小物類のコーディネートやご相談にも対応しています。
サポート④
ご家族の方(お母様や姉妹)とお着物を共有される方は事前に身幅や袖丈、着丈、着物の畳みシワ、シミ等の事前チェックを推奨しています。
当美容院に持ち込んでいただき、実際にお着物を羽織っていただく事も可能です。
その他、上記以外の些細な事でもお気軽にご相談下さいませ。
お客様の日時に合わせて
当美容院は着付け師 師範が常勤していることから、
予約にていつでもご依頼を承っております。
営業時間外の早朝も対応
要予約にて早朝(営業時間外)のご依頼も承っております。
(※時間外料金など、着付けに関する事は
お電話または直接スタッフへお問合せ下さいませ)
着付けの今と昔
昔、「着付け」は 母や祖母から娘や孫へと伝えられるものでした。
明治や大正、昭和初期の日本は まだ和装文化でした。
日頃から髪を結いあげ、着物を着ることが いわば あたりまえ の時代。
それはすでに昔話となってしまった現代では、
自分で着物を着ることができない方が圧倒的に多く、
年配世代の方ですら自分で着ることができない方が少なくありません。
着物を着ることは別格の体験
しかし、和装離れをしている現代でも
成人式や卒業式、お宮参りや七五三参り・十三参り、お茶席、パーティーなど、
人生の晴れやかな節目にあたるセレモニーの日、
日常とは異なる華やぐ会には着物をお召しになるかたも多く、今は「着物を着る」という行為そのものが
別格の体験となっているのではないでしょうか。
着物の種類
数ある着物の種類から、主要な着物4種類をご紹介します。
◎晴れの日にはお振袖を
お振袖は、日本の伝統衣装を身に着けた女性の〝品格〟を感じさせるだけでなく、存在をもアピールしてくれます。
お振袖においては、未婚女性のみが着ることのできる第一礼装とされていますが、
海外で開かれる祝典やパーティーなどでは、年齢や既婚・未婚にとらわれず日本の衣装における伝統文化、
様式美の極みとして日本人女性がお召しになる場合もございます。
日本人出席者の振り袖姿は、世界的にも第一礼装として認識されています。
◎既婚女性の 慶事第一礼装 黒留袖
結婚式や披露宴で新郎新婦の親族や仲人婦人など、主役に一番近い親族や関係者が着用する着物です。
既婚女性が着用する最も格式が高いとされる第一礼装(正礼装)。
黒留袖はゲストをお迎えする立場のための装いです。
誰よりも格式高い服装をすることが招待客(ゲスト)への礼儀となるからです。
◎幅広く着用できる訪問着
留袖に次ぐ格の高さをもちます。
おしゃれ要素をあわせもち、広い範囲で着用できるとても便利なお着物です。
若い年代からご年配まで、幅広い年齢層のかたが着用できる訪問着。
おしゃれ要素もあわせもっており、着物の色や柄が多種多様。
合わせる帯や小物とのコーディネートで色んなシーンで活躍します。
ゲストとして招かれた披露宴やパーティー、御結納、卒業式や入学式、お宮参りに七五三参りなど、活躍の場は数知れません。
華やかさと品をもつ訪問着は、紋を入れると準礼装へと格が上がり、紋なしの場合はよりカジュアルになります。
◎現代でも格式を感じさせる喪服
葬儀において 、遺族のかたでも洋装喪服の方が増えている現代。
女性の正式礼装は和装・洋装どちらでも格差はないとされています。
お通夜は洋装でも葬儀は和服というパターンも少なくありません。
哀しみを表す喪服である黒紋付き、
現代でも洋装とは格式が異なるイメージを与えるとされており、お着付けのご依頼をお受けすることがございます。
まとめ
美容室X-axiaでは、着付けに関する幅広い知識と技術によって、お着付けさせていただきます。