美容室のヘアカラーと市販のヘアカラーの違い
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みなさんこんにちは〜〜
生駒 白庭台 美容室x-axia です。
みなさんはヘアカラーを楽しんでいますか?
ヘアカラーをされている方は、美容室でヘアカラーをされるか、
市販のカラー剤を買ってきて 自宅でされているかのどちらかだと思います。
『美容室で染めるヘアカラーと、自宅で染めるセルフカラーって違うの?』
とか
『同じカラー剤なら、美容室でヘアカラーしなくても良いんじゃないの?』
と思っていたりしませんか?
そこで今回は
『美容室のヘアカラー剤と市販のセルフカラー剤は違うものなの?』
という疑問に、お答えしたいと思います!
美容室のヘアカラーとセルフカラーの違い
ヘアカラー剤を作っているメーカーの中には
「美容室のヘアカラー剤と市販のセルフカラー剤に大きな違いはない」
と発表しているところもあるのですが…
結論から言うと
美容室でのヘアカラーと市販のセルフカラーは、
似ていても “ 違うものです!”
同じではありません。(キチンとした理由があります)
「ヘアカラー剤が違うの?」
もちろん 薬剤の違いもあります。
しかし、それと同じか それ以上に〝塗り方〟によって
染まり方や、髪へのダメージが 全然違うものになってしまいます。
髪へのダメージが違う
美容室のヘアカラー剤と市販のセルフカラー剤の
〝髪を染める原理〟 に大差はないのですが、染めた後の髪の状態が違います。
ダメージから言えば、
市販のセルフカラー剤は、美容室のカラー剤より
『1.5倍 ダメージが強い』と言われています。
誰でもカンタンに染めれるようにするには、薬剤のチカラを強める必要があるからです。
カラー剤は〝薬剤〟なので、
「免許を持たない人が使える成分」と「免許を所持する美容師が扱える成分」に違いがあります。
美容室が扱う薬剤
美容師が扱えるカラー剤は、お客さまの髪の状態に合わせて薬剤濃度を使い分けれるようになっています。
お客さまの髪の状態、なりたいイメージに合わせて、それぞれに 選定しています。
塗る技術も習得しているので、髪の状態に合わせて薬剤を適切に塗り分けていきます。
髪だけでなく 頭皮への配慮もできます。
正しい薬剤知識と技術を持って 、
お客さまの髪や頭皮への負担を最小限に抑えることができるのです。
市販のセルフカラー剤
▪ 髪の状態に合わせて 薬剤を使い分けることが出来ない(高濃度の強い薬剤しか販売されていないので)
▪ 適材適所な塗り分けをする事ができない
▪ 頭皮への負担も大きい
という点が、美容室でのヘアカラーと大きな違いです。
セルフカラーをされている人のほとんどに、染まりムラとダメージのムラが見られます。
それらのムラを「直してほしい」という 依頼が 時折あるのですが、
ムラを直すのはとっても難しく、状態によっては対応できない場合もあります。
カラー剤の落とし方が違う
セルフカラーの場合、
カラー剤を塗って、時間を置いた後、普通に 洗い流してらっしゃると思いますが、
洗い残し、すすぎ残しがあると 頭皮と髪のトラブルになります。
美容室ではシャンプー前に*乳化 を行い、しっかりと薬剤を落としてからシャンプーに入ります。
(※乳化とは、薬剤を頭皮から浮き上がらせ、髪にカラーを定着させる行為を言います)
そして、何度シャンプーしても、どれだけすすいでも落とせない
髪の内部に残る薬剤の『残留物質』の『除去』を適切に行います。
薬剤の残留物質を髪の内部に残したままだと、髪が内側からボロボロになっていきます。
気がついた時は 〝修復不可能〟 っていうこともあるので、
薬剤の 残留物質除去 はとても大切です。
当店の薬剤除去は主に炭酸泉を使用しています。
(*詳しくはこちら)
まとめ
色んな考え、色んな選択肢がある現在ですが
自宅でのセルフカラーでは 薬剤の残留物質除去 まで
徹底することは 難しいことだと思います。
ツヤ髪を手に入れたい方や、頭皮への負担を軽減したい方
パーマスタイル(縮毛矯正も含む) を楽しみたい方には
美容室でのヘアカラーをおすすめします !(^^)!